どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

想像せよ

茨城県土浦の花火大会を観に行って来た。


土浦の花火大会は、秋田の大曲、新潟の長岡と並ぶ三大花火大会に名を連ねる。
打ち上げ数は2万。昨年の観覧数は約70万人。


当日は、朝から小雨が降ったりやんだりで、合羽を着用し観覧。


かなりの数の花火が雲に隠れてちゃんと見えない。
中には、雲の色が変わるだけ、という、これは想像花火かっ!とつっこみを入れたいものもある始末。

打ち上がった花火の音とともに溜め息が漏れる。
「もったいない」、「花火師がかわいそう」何度となく、溜め息と共につぶやく。
途中で帰る人もちらほら。
さらに、屋台で勝った豚串すらまずい。


そうこうしていたら、近くにいたカップルが喧嘩を始める。


「俺と花火のどっちが大事なんだよっ!」


その言葉が耳に飛び込んで、すぐ、俺は声の主を探し振り向いた。
俺と花火のどっちが大事!?

何だ、何だ。
なんで、そんな話の展開になった!?
なんで、そんな選択を彼女に迫った?
そんな選択を迫るほどの事情って何だ?


花火を想像し、
男の事情を想像した。


想像してばかりの1日。





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