どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

年が離れた人と本の話をするのもおもしろいね

「君は本が読むのが好きなのかい?」
本を読んでいた俺に、まもなく60歳になるというおじさんが話かけてきた。
「はい、好きです」俺はそう答えた。
司馬遼太郎は良いよ。司馬遼太郎は良い」
「私も司馬遼太郎竜馬がゆくは読みました」
大学の時だった。
長編小説を読んだのはその時が初めてで、
小説を読むきっかけになったのも、この時だった。

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)
リエーター情報なし
文藝春秋


そのおじさんの司馬遼太郎熱に火がついたのか、
司馬遼太郎について、おじさんは熱く語り始めた。

どうも、社会人の時に司馬遼太郎全集を買って、
10年間くらいかけて読んだらしい。
社会で働いていく上でも役に立ったって言っていた。

一度、読んだ本でも、何十年か経った後で読んでみると、
また違ったところに感銘を受けるんだよ。
私も、そろそろ読み返してみようかな、司馬遼太郎

同年代の友達と本の話をすることは、たまあにあるけれど、
こうして年齢が離れている人と本の話をすることはめったにないから楽しい時間だった。


その話を思い出し、
司馬遼太郎の本は、何冊あったんだろうって本棚を眺めたら・・・、


ない!


一冊もない。


まじかあ・・・。
またなのか・・・。
こんなことが、しょちゅう起こる。

一時期、売りまくったんだよなあ。
金がない時に、今回は、このダンボールを売ろうかって感じで。
そして一回売ったのに、また読みたくなって、買いなおす本もある。


我ながら、まいる。



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