どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

地震後、友達と電話が繋がる

東北地方にも徐々にライフラインが復旧してきたということを訊き、
友達の何人かに電話をすることにした。

電話の呼び出し音が、通常に鳴り響く。
当たり前のことが、何か嬉しかった。

仙台市に住む友達と電話が繋がった。

買い物をするにも大変らしくて、
ラーメンの生麺しか買えず、
つゆは売っていなく、
これで、どうやって食えば良いんだと考えた結果、
やきそばにして食ったと笑っていた。
笑い声を訊いてほっとした。

次に福島市に住む友達に電話をした。
福島市に住む友達は、息子も小さく、原発のことがあったから、ずっと気にかかっていた。
電話に出た友達の声は掠れていた。

息子と二人、実家がある岩手県の花巻に移動し、
「安心したのか、風邪をひいちゃった」と言っていた。
それを訊いて俺も安心した。
ただ、福島に残った旦那のことが心配だと、何度も呟いていた。

最後に仙台に住む、もう一人の友達に電話をした。

「何か、欲しいものがあるか」と訊くと、
「腐らないものが良い」と言ったので、
「バナナか?」と訊くと、
「いや、いや、バナナは腐るから、カップラーメンが良い」と笑いながら言う。
「よし、じゃあ、北海道限定のやきそば弁当を送る」と約束した。
電気と水道は復旧したけれど、ガスはまだだと言っていた。
カセットコンロのガスも売っていなくて困っていると言った。
それじゃあ、やきそば弁当も食べられないだろうから、「カセットコンロのガスも送る」と言ったが、
ガスを送っていいものかどうかは、宅配便に訊いてからじゃなきゃならないな。


電話が繋がった3人以外の友達も無事だと言うことを今日知った。


まだ、まだ大変だろうけれど、
また、元の生活に戻ったら、
ひさびさにみんなで会おうな。
泊まりでな。



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