新潟で出逢った友達が、北海道札幌で、
イベントに参加するって連絡をもらって会いに行った。
今日のトップ画は、その友達が作ったキャンドル。
興味のある人はサイトも見てみて↓
Bonjour dejavu!!
帰り道、「途中まで送るよ」と言ってくれて、
二人で札幌の夜道を歩いた。
「北海道で会うの、何か不思議な感じっすね」
俺は、ふとそんなことを思って、口にした。
「みんなによろしく言っておいてください」
「そうだ。今、何人かで飲んでるって言ってたから電話してみようか」
よろしくを電話で直接言うのも、
何か、おもしろいなって思いながら、
友達の赤い携帯電話を受け取った。
電話口から聞こえる新潟にいる友達の声。
すごい嬉しくて、
自分でも何を言っているかわからなくなるくらい、
テンションは、天井を軽く越えていった。
電話口の向こうも、愉快に飲んでいて、
ところどころ何を言っているのかわからなく、
何度となく、「何言ってるか、よく聞こえない」と言いながらも、
それは、それで、笑った。
そんな電話を切った後、
ふと気づけば、どこを歩いているかわからない。
「あっちに向かうと大通り。このまま、まっすぐ行くと札幌駅だから」
なぜか、新潟の友達に、道を教えてもらって、握手をし、別れた。
一人、てくてくと、札幌の夜道を歩く。
そびえたつビルの灯りをぼぉっと眺めながら、
不思議な流れの7月だなぁって、
ここ最近の出逢いに浸った。
普段は、そんな人に会わないのに、
こんなに人に会うのって初めてかもしれん。
新たな出逢いも、本当、多かった。
行かざるおえないから行って人に会うという、
まさしくネガティブ、この上ないものもあったのに、
別れる時には、良い出逢いだったと、
笑顔に変わっていた。
珍しく、棚からぼた餅が落ちてきたみたいな感覚。
出逢った人達の顔を思い出す。
初めて会って何回か話ただけなのに、
「朝食は、ご飯に納豆ってイメージなのに、パンなんですね。残念です」って言われ、残念ですって言われてもなぁって思いながらも、ちょっと、うけったっけ。
楽しかったなぁ。
出逢った人達と話をしていたら、
心が揺れ、自然と、書きたい気持ち、
書きたい物語が頭の中に浮かぶ。
良い感じだ。
浸っていたら、あっという間に札幌駅の周辺に着いた。
漫画喫茶にでも入って寝ようかと思ってはみたものの、
あったはずの漫画喫茶が見つからない。
そして、道に迷った。
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