この街のポストカードを作って、もう一度、提案しに来て欲しい。
ポストカード営業に行った店で言われた言葉を、
俺は、イスに横になりながら、ぼぉっと考えていた。
一つのアイディアが思い浮かぶ。
思いついた時、ワクワクした。
ワクワクして早く知らせたくなった。
アイディアは、数珠繋ぎのように浮かんでくる。
その夜、早速、友達に電話をかけた。
あいかわらず忙しいのか、友達は電話に出なかった。
数日後、電話が繋がる。
「とうとう二人でやりたいことが思い浮かんだ」
数年前、俺達は、何か一緒にやりたいなって話をした。
俺は、ずっと、その気持ち変わらず、そう切り出した。
「あの街のポストカードに一石を投じたい」
俺は、考えたアイディアを話し始めた。
「ポストカードを作って・・・、そんで、ラジオに出るでしょ・・・」
忙しくて、それどころじゃないだろうなって思ったけれど、
ありがたいことに、賛成してくれた。
「また会った時にでも話すわ」
そう言って、俺は電話を切った。
年内に作戦を決行したいと思う。
俺達が出逢った街で、俺達が一緒に遊んだ街で、再び、二人で笑う。
※前回、その友達が登場した日記↓
『俺等もジャッキー・チェンが好きだった』
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[REDdays]
時:2008年7月2日〜7月9日 12:00〜20:00
場所:GALLERY N7(新潟市中央区東堀通5-443)
※楽雲庵塾から1点、出展しています。
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