誰もいない時間帯に初詣に行き、毎年、恒例のブックオフめぐりをする。久々のブックオフだった。今年は4連休のスタート。ブックオフ のウルトラセールと合わせたわけではないけれど、たまたま、ブックオフのウルトラセールと重なったから、明日も私は、ブックオフに行くだろう。
ブックオフで購入した本ではなく、今年、最初の読了した本は、プレゼントしてもらった本で、『世界はもっと美しくなる』だった。奈良少年刑務所詩集。
本を読んで知るのだが、少年刑務所は、17歳から26歳未満の者が収容され、少年院と違い、強盗、殺人、レイプ、放火、薬物違反といった重い罪で服役しているとのこと。
なぜ、詩だったのだろう?
刑務所の職員が発案し、依頼したのだろうけれど、なぜ、詩だったのだろう。
詩のひとつに、言葉という詩があって、その一節に、”好きな言葉を言われたくて 行動し ボクは ボクを見失う”というのがある。
以前から褒めるという行為に違和感があった。意識して褒めるたり、大袈裟に褒めるのがわざとらしくて嫌いだった。部下に、私は褒めないと伝えている。この詩を読んで、その意味がわかった。褒めらたくて、人の評価を気にしすぎて、苦しくなる。