北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

自宅フヅクエ

岡檀『生き心地の良い町』を読んでいる。

 

徳島県海部町では、特別支援学級の設置に反対だという。その理由は、他の生徒たちとの間に多少の違いがあるからといて、その子を別枠の中に囲いこむ行為に賛成できない。世の中は多様な個性をもつ人たちでできているから、ひとつのクラスの中に、いろんな個性があったほうがよいのではないか、と町会議員が言ったという。

 

そんな理想的な町が、日本に、存在するのか、と思った。海部町に住む障害がある方たちの生活はどうなのだろうか。

 

読み進めていくと、海部町では、自己効力感が高いという調査結果が出たという。どうせ自分なんて、と考える人が少ない。自己効力感。この前、大阪に出張に行った際に訊いた言葉。そこでは、離職するのは、自己効力感が低いからというような話で訊いた。

 

本著で知るのだが、心理学者A・バンデューラが提唱した言葉で、人間が行動する際の意欲や動機づけに大きく作用する感覚。

 

研究の結果、自殺予防因子と考えられるのは5つ。

1.いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい

2.人物本位主義をつらぬく

3.どうせ自分なんて、と考えない

4.「病」は市に出せ

5.ゆるやかにつながる

 

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

  • 作者:岡 檀
  • 発売日: 2013/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

この2日間、居間で本を読みながら寝てしまっているので、今日は、いつ寝ても良いように、寝室で、布団の上で、だらだら、ごろごろと、自宅フヅクエを楽しもう。