北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

なぜ、その町は自殺する人が少ないのか?

職場の同僚が、最近、おもしろい本を読んだと紹介してくれたのが岡壇『生き心地の良い町』。自殺率が低い町の研究をした論文が本になったものだという。ちょうど持っているから、と本を借してくれた。

 

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

  • 作者:岡 檀
  • 発売日: 2013/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本の話から映画の話になり、話を訊きながら、携帯で検索し、画像をスキャンした。話題が、コロナウィルスに変わり、同僚は、3.11の時のような価値観が大きく変わるきっかけになると思うと言った。そこから、エネルギーの話題になり、同僚が最近、興味のあるのが林業だと言った。私は林業には興味がないな、と思いながらも、この人の話はおもしろいなあ、と思った。

 

自宅に帰ってきて、自宅フヅクエをしようと思って、昨日までは、『読書の日記』を読もうと思っていたけれど、同僚から借りた『生き心地の良い町』を開いた。開いた数ページで、寝てしまった。

 

昨日は21時に寝たためか、朝、猫が寝室に来て、嘔吐をしていたためか、私は目が覚めて、ごみステーションにごみを出しに行った。小学生4人が歩いてきて、学校が始まったのかとか考えながら眺めていると、学校に行くための鞄を持っていなくて、こうして朝に友達と歩きながら散歩をして、会話しているのか、コロナでなかなか思うように外に出られないもんな、と思った。よくよく考えたら朝7時前だし、学校があったとしても、学校に行く時間ではないよな、と思った。

 

仕事に行く前に、『生き心地の良い町』を読んだ。著者は、徳島県海部町で、なぜ、自殺する人が少ないかを調査し始めた。海部町では、赤い羽根共同募金も、老人会への参加も悪いらしい。人は人だから、と自分がそこに意味を見出せないと、募金もしなければ、老人会へも参加しないらしい。

 

自分ひとりが他と違った行動をとったとしても、それだけを理由に周囲から特別視される、またはコミュニティから排除されるという心配がない、ということが前提となっているのではあるまいか。岡壇『生き心地の良い町』p41

 

同調圧力がない町。住み心地が良さそうだ、と思った。私は、会社に当てはめて考える。町を、地域を、社会を変えるとなると、途方にくれるが、自分の及ぶ範囲、家族だったり、会社なら、実現するのが可能。そういえば、以前、グーグルが調査した社員の生産性を高めるための方法として、心理的安全性が大切だというのを思い出した。意見を言っても否定されない、という雰囲気の醸成。会社でも、町でも、社会でも、いろんな人がいてよい、いろんな人がいたほうがよいという考え方はかっこいい。

 

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