どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

椎間板ヘルニア

不在連絡票を持って、郵便局が開く8時に向かった。待ちに待った阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』を取りに行った。

 

相変わらず厚い本で、阿久津さんだから、これくらいだよね、というか、これくらい厚くないと困るよねと思っているけれど、阿久津さん以外だったら、買わないか、もしくは、読み始めるのに勇気がいるなあ、と、表紙を開いた。

 

「めっちゃ暇」から始まる10月1日の日記。そう。この感じ、と思いながら読み始めた。そして、1ページ目から野球の話も盛り込まれていて、読書の日記の好きなところは、この暇な時は、暇というネガティブな部分というかリアルな部分と、野球の話と、本の話があるところ。

 

2月から3月にかけて、本を開いても、なかなか集中力して読めなかったけれど、これからは、寝る前の楽しみとして、阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』を開くだろう。

 

阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』を読んでいたら、なぜか、最近、考えていたというか、感じていたというか、『強み』について頭に浮かんできた。

 

マイナスだと思っていた経験が、強みに変わることがある。そりゃあ、そうかもしれない。人生はトライアンドエラーで、エラー、つまり失敗した経験というのは、活きる。活かすことができる。

 

初めて組織の長になった2年間は、体に蕁麻疹ができたり、こりゃあ寿命が縮まるなあ、と思うほど辛く、うまくできず、逃げたというか、もう、無理と思って、転職した。それが、今、活きている。こう書いていると、その経験が活きているというか、転勤した回数が3回で、4箇所の職場を見てきたのが、今に活きているような気もしないでもないけれど、まあ、そんなこと活きるのか、と思うような経験も活きている。

 

というようなことを考えながら、ここ最近、腰痛がひどくなってきたので、腰痛がひどいのは今に始まったことではないが、鍼では改善が見込めないかもしれないと思い始めたので、腰痛専門の整形外科に向かった。

 

レントゲンを撮るということで、レントゲン室に通され、人間ドック以来のレントゲンを撮る。あらゆる角度を。放射線技師が、息を吸って、吐いて、その・・・。と、語尾が何て言っているか聞き取りづらく、何て言っているのだろう、と想像すると、たぶん、そのままと言いたいのだろう、と思った。何度も、何度も、息を吸って、吐いて、そのままにしていてください、と何日も、何回も、言っていたので、進化したというか、めんどくさくなったのかはわからないが、息を吸って、吐いて、その。と略すようになったのだろう。それにしても、言葉遣いがなっていないな、と思った。

 

診察結果は、椎間板ヘルニア。手術をすることもなく、リハビリをすることもなく、薬を処方するかは聞かれたが、痛み止めをもらっても、というのもあり、断ったので、2500円を払いながら、椎間板ヘルニアという診察結果だけで、腰痛は、何にもよくなっていないなあ、と思って、夜に、いつもの鍼に行った。

 

読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹

読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹

  • 作者:阿久津隆
  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: 単行本