北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

ナポリタン

パチンコ屋をなんとはなしに見上げながら、美容師さんが言っていたパチンコ屋の1階にあるラーメン屋に行きたくなった。パチンコ屋の名前は覚えているけれど、どこにあるパチンコ屋か忘れてしまったし、ましてや、ラーメン屋の名前は、美容師さんが忘れたと言っていたので、わからない。あれは、ラーメンというより、新しい食べ物です。そんな風に紹介されたら一度は食べてみたい。

 

そんなことを考えながら、その日は、ラーメンではなく、ナポリタンを食べるために、喫茶店を目指した。喫茶店の名は、マミーナ。入口には18時まで営業と書いてあって、閉まるの早いな、と思った。チリン、チリンという音とともに店内に入った。店内には誰もいなく私だけだった。昭和の時代から変わらぬ佇まい。こんな店が落ち着くんだよな、と中央のテーブルに座り、壁にかかっているメニュー表を眺めた。すみません。ナポリタンお願いします。マスターがナポリタンを作っている間も、店内を眺めながら、あっ、ミルクセーキあると思って、すみません。ミルクセーキもお願いします、と注文した。出てきたミルクセーキは、これまで飲んできたミルクセーキよりも、濃厚だった。

 

高校くらいまでの間、私にとって、スパゲティといえばナポリタンだった。母が作るケチャップで作るナポリタン。そんなケチャップで作ったナポリタンが出て来た。うん。うまい。ナポリタン選手権と銘打って、ここ何回か喫茶店に行くと、ナポリタンを食べていたが、どこのナポリタンもおいしい。あれか?味のわからない男なのか。

 

自宅に帰ってきて、千葉雅也『メイキング・オブ・勉強の哲学』を開いた。

 

千葉雅也『勉強の哲学 来るべきバカのために』がおもしろくて、『メイキング・オブ・勉強の哲学』も買った。

 

講演だったり、対談だったりが収録されていて、『勉強の哲学』を復習しているようで、さらに理解が深まった。

 

メイキング・オブ・勉強の哲学

メイキング・オブ・勉強の哲学