北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

貧困の現場から社会を変える

貧困の連鎖という言葉を耳にし、親から子へ貧困が連鎖しないためには、どうしたら良いかを考えていた。

 

教育?そのための学費?将来の進路は、お金だけではなく、生活環境にも影響されるのでは?

 

ある時、子どももそうだけど、親も支える必要があるのではないか、と思うに至った。生活困窮者支援だけではなく、児童虐待防止の観点からも。

 

親自身もなんらかの問題を抱えて大変なのではないか?子どもにとっては、大切な親に変わりはない。いや、そうではない場合もあるか。子どものためにも、親を支えるという考え方。

 

稲葉剛『貧困の現場から社会を変える』を読んでいて、路上生活者のなかにも、知的障害、発達障害精神障害、持病をお持ちのかたがいると書いてあって、そこまで想像できなかったけど、当然、いてもおかしくないというか、もしかしたら、金銭的な支援以外の支援も必要な方といるのではないか?と思った。

 

金銭だけではない、人的サポートが必要な方って出会っていないだけで、いるのではないか?

 

自分の活動領域を自分で狭めないことです。福祉関係者の間では、社会福祉を既存の制度の枠内だけで考えてしまうという傾向が根強くありますが、現代の社会問題は制度と制度の狭間で起こっている問題が多い。そして既存のシステムの隙間や狭間に落ち込んでしまった方々への支援を実際に行おうとするときに、サポートする側が既存の枠組みにとらわれてしまうと、結局何もできないことになってしまいます。だから自分の活動領域を自主規制しないということが非常に重要です。稲葉剛『貧困の現場から社会を変える』p36

 

貧困には、衣食住に困る「絶対的貧困」と、社会全体から見ると、相対的に貧困層に属する「相対的貧困」があるらしい。

 

今、日本の子どもは7人に1人が貧困状態にあると言われている。7人に1人というと、30人を一クラスだとすると4人いることになる。私の子どもの頃はどうだったのだろう?調べると、11%~12%くらいだから、それほど変わらない。

 

何が必要なのだろう?と頭だけで考えていても解決しない。出会わないと。

 

貧困の現場から社会を変える (POSSE叢書)

貧困の現場から社会を変える (POSSE叢書)

  • 作者:稲葉剛
  • 出版社/メーカー: 堀之内出版
  • 発売日: 2016/09/10
  • メディア: 単行本