先日の事業報告会でテンションあがって、その変なテンションのまま仕事をすると、余計なことを言ってしまったりと、失敗するのが目に見えて、兜の緒を締め直した。
というか、朝方まで起きていた疲れが取れない。眠い。だるい。
***
坪倉優介『記憶喪失になったぼくが見た世界』は82頁まで進んだ。
本人の手記がメインなんだけど、一章と二章の間に、母の手記があり、その母が語った言葉が頭を何度も駆け巡る。
記憶を失くすということは、単に過去を忘れて今を生きるということではないのです。過去を失った人間は、こんなにももろいのか、と優介を見てつくづく思いました。坪倉優介『記憶喪失になったぼくが見た世界』p56
過去を失った人間は、こんなにももろいのか、という部分。
考えたこともなかった。過去は大事だけど、そこまでのものなのだ、とピンとこないけど、そう思った。