どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

鍵がない。

仕事の帰り道、尾田栄一郎ONE PIECE』のクライマックスが頭をよぎった。ラスボスは誰か?私はシャンクスではないだろうかと思っている。根拠はない。シャンクスだったら悲しいけど、一番、驚くというだけ。あと5年で終りたい、と尾田栄一郎さんが、どこかのインタビューで言っていた。最後まで書ききって欲しい。

 

そんなことを考えながら自宅のアパートの駐車場につき、気づく。鍵がないということを。鞄の中のものを全て出すが、どこにもない。どうする?アパートの管理会社に連絡をして、鍵を借りようと思いつく。まだ18時過ぎだし。ただ、管理会社がどこかがわからない。契約した時に取り交わした書類に書いてあったのだけは覚えている。

 

予定していたラーメンを食べながら考えようと、車で走って数分のラーメン屋にたどり着き、あらかじめ決めていたメニューを注文して、携帯電話で管理会社を調べた。インターネット上では不明。そこで思いつく。アパートを仲介してくれた不動産屋に電話するということを。ラーメンを待っている間に、営業マンの携帯電話に電話をするが出ない。はて?まだ営業をしている時間なのか?ほどなくしてラーメンが届き、一気に食べる。

 

ラーメンを食べ終え、不動産屋の会社のほうに電話をする。担当者の名前を告げると、退職したという。4月からまだ半年くらいしか経っていないのに、何があったのだろうと思いながら、アパートの管理会社を訊く。契約書に載っていますと言う。私は、契約書に載っているのは知っているが、鍵がなくて入れないことを告げる。わかりました、では、担当の者からかけなおします、ということで一時、電話を切った。

 

いつもよりも時間が経つのが遅い。いてもたってもいられなく、会社の車の中かもしれないと、早めに帰宅したのにも関わらず、会社に戻る。車の中を探す。が、ない。不動産屋は、担当の者に電話をさせるといったけど、担当の者は退職したのではないか、このまま電話がかかってこないのではないのか、という時間になった頃に、不動産会社から電話が来て、管理会社の電話番号を教えてもらう。

 

管理会社に電話をしたら、営業時間外ですとテープの音声が流れる。この時間に出ないで、何が管理会社だあああああああ、と心の中で毒づきながら、私は、車を運転し、

 

今、ネットカフェにいる。