仕事前にいつものコンビニで、アイスコーヒーとパンを買って、永沢光雄『二丁目のフィールド・オブ・ドリームス』を読んだ。
最初の数ページを読んで、やっぱり永沢光雄さん好きだな、と思った。
『二丁目のフィールド・オブ・ドリームス』は、野球小僧に連載していたものらしく、野球小僧といえば、私が好きな雑誌の一つであり、永沢光雄さんの記事を掲載していた野球小僧は、すごいなと思った。
まだ読み始めたばかりだけど、永沢光雄さんの言葉は、野球のことを書いていても、どこか哀愁が漂っていて、等身大で、優しい。これから読み進めると、こんな野球に関する書き方もあるんだ、と気づくのだろう。
その日の仕事を終えて帰ってきたのが、21時半だったか、22時で、玄関を開けて、「ただいま」と言っても、猫からの返事はなく、電気をつけると、ご飯の前にお座りをしていた。
目がクリクリしていて、潤んでいるように見えて、寂しかったのだろうか、と思った。
猫にご飯をあげ、すぐにお風呂に入って、出てきたら、猫が強めの鳴き声で、怒っていて、怒っているといっても、ふーという感じの怒り方ではなく、帰ってきたと思ったら、すぐにどこか行って!という感じの鳴き方で、私が床に座ると、猫が胸の上に乗ってきて、顔を近づけてきた。
そうなると、私は、じっとしているしかなく、ご飯も食べることもできず、いや、ご飯よりも、猫が私の上に乗っていることの方が嬉しいのでかまわないのだが、しばらく、猫を撫でて過ごした。
猫が私の上から降りると、パソコンを開き、日本高校代表の試合結果をネットで確認した。
奥川投手が登板したらしく、カナダ相手に、7回18奪三振の圧巻の安定感で、久しぶりの登板を終えていた。
奥川投手と佐々木投手のWエースは、史上最強なのではないだろうか。お互い意識しているかどうかはわからないけど、ライバルで、チームメートって、漫画を読んでいるようで、これから2人がプロに行き、また、新たな名物対決となれば良いな、と思った。
今日も、試合はあったのだろうか、とネットで調べると、韓国に4-5でサヨナラ負けを喫していた。