北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

1年間、本だけを読んで過ごしたい。

平日の昼間にプールに行った。思いの外、おじいさん、おばあさんがいて、びっくりした。おじいさん、おばあさんというか、おじさん、おばさんの間というか若々しいおじいさん、おばあさんがプールの9割を占めていた。

 

私は、ウォーキングできるコースをぐるぐると水の中を歩いきながら、へえ、こんな過ごし方もあるんだな、とそのおじいさん、おばあさんを眺めながら、自分のばあちゃんはの世代は、畑仕事がメインで、年を重ねても畑いじりが好きだったけれど、これくらいの年代になると、また、いろんな選択肢があった方が良いのだろうな、とか考えながら、3人で世間話をしながら、水の中を歩いているおばあさんを追い越した。

 

私だったら、どうか。毎日のように図書館に行くのだろうか。お金もかからないし。だけど、今、図書館に行ける環境にあるけれど、図書館には行っていない。読書が好きだけど、図書館に行ってじっとしている感じでもない。

 

ネットだったかで、大学を1年休学して、1年間、本を読んでいたという人を思い出し、そんな1年間を送ってみたいと思った。

 

午後、ふと、財布がないことに気づく。10年に1度、財布を落としている。一気に、気分が沈む。ああ、厄年だからだ、と厄年のせいにする。昼ごはんを食べた店に電話をした。私、昼から働いていますが、財布は届いていません。ちなみにどちらに座っていましたか?テーブル席です。長いテーブルですか?いや、4人がけです。手前左です。今、見ていますが、やはり、ないです。大抵、ない。私は、逆の立場を想像する。ご飯を食べに行った席に、財布があったらどうするか?店の人に届けるか?これまでも、みつかったためしはない。中身が抜き取られ、財布だけ戻ってきたことはあるけれど、基本的に財布が見つかる可能性は少ない。財布には、保険証も、カード類も、免許証も入っていたなあ、と止める手続きを考えながら、気が重いなあ、もう、会社に着いたら、すぐに帰ろうと思った。会社の机にあるような気がしたけど、財布を出す機会なんて、これっぽちもなかったし、と思って、会社に戻ったら、机に財布があった。家の鍵も。ほっと胸をなでおろし、疲れたから、すぐ帰ることにした。

 

自宅に着くと、郵便物の不在通知が入っていて、郵便局に取りに行くことにした。私のアパートのポストは、本すらはいらないポストで、一回、一回、郵便局の人は、不在通知を入れてくれる。郵便局に私書箱を借りようか、何か良い方法はないものか、と考えあぐねているけれど、行動に起こすには至っていなく、郵便局で、本2冊を受け取る。

 

ジョゼフ・チャプスキ『収容所のプルースト』と『ONE PIECE93巻』。

ONE PIECE 93 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 93 (ジャンプコミックス)

 

『ONE PIECE93巻』を読みながら、悲しい気持ちになった。早くこの続きが読みたい。