少し前に、サッカー日本代表、堂安律の特集をテレビでやっていて、トレーナーの人が言った言葉が、良くて、今も、ふとした時に、頭の中に浮かんでくる。
その言葉は、謙遜に関する話なんだけど、日本代表になると、周りの評価が、実力以上に評価をされる時があるらしい。そのはかされた下駄を脱いだ時の自分の実力を話すのが謙遜だと言っていた。なるほどなあって思った。
ただ、こう書いていると、私は、周りの評価が、実力以上に評価をされる機会がないような気がするから、謙遜する機会もないな、と思った。
ツイッターで、人の熱意は信じちゃならないというようなことを書いている人がいて、なぜなら、言葉は偽装できるから、見るべきは実績だと言っていた。経営者の熱意ある言葉に流されたらブラック起業の餌食になるって。
起業して13年で多くの人と面接し、採用してきてわかったこと。
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) 2019年2月25日
「人の熱意は信じてはいけない」
言葉は簡単に偽装できる。見るべきは実績。何をしてきた人なのか。
逆もまた然りですよ。経営者の熱意ある言葉に流されたらブラック企業の餌食になりますよ。何をしてきた会社なのか冷静に見ましょう。
確かになあ、と思った。ただ、私の考えは、少しだけ違う。経営者は、人の心を動かす話術も必要なのではないかとも思う。熱意とでも言おうか。ただ、雇われる人は、盲目的になってはいけない。その経営者が偽物か本物かは、言っていることとやっていることに食い違いがどれだけあるか。そんなことを最近、思う。
というわけで、今日も今村夏子『父と私の桜尾通り商店街』を読みながら寝ることにします。