北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

すすきの観光

昨日は、少しだけ書斎の掃除をして、いらなくなったCDと本をどのように売ろうかと考えて、掃除する手を止めて、山崎ナオコーラ『反社会』を読みながら、居間で寝て、1日が終わった。

 

今日は、仕事で車を運転していると、頭の部分に『すすきの観光』とつけているダンプとすれ違い、何ら、すすきのと関係がなさそうなのに、何で、すすきの観光という名前なんだろうとか、つぶれたボウリング場の跡地に、大きなボウリングのピンのモニュメントだけ残っているのを見ながら、建物を壊すよりも、モニュメントを取る方が大変なのかな、と考えた。

 

来季、台湾で2度の4割を達成した王柏融が、日ハムに入団することをラジオを聴いて知った。今年のドラフトは金足農の吉田も獲得したし、清宮の覚醒も間も無くだろう。今年は、一度も球場に足を運ばなかったけれど、来年は、見たい選手が増えたから、球場に足を運ぼうかな。

 

pha『持たない幸福論』を読み終わった。シングルマザーのシェアハウスの話が書かれていて、良いかもと思った。例えば、ご飯の用意や、子どもの面倒なんかをルールを設定すれば、お互い、助かるだろうなあ。高齢者のシェアハウスは、福祉の専門職を配置すれば、なおのこと良いなとか考えながら読んだ。高齢者のシェアハウスは、以前、テレビで見たような気がする。シェアハウスと聞くと、プライバシーが一番、気になるところだけど、そこをクリアすれば、住み心地はよくなるだろうな。

 

 

そういえば、会社の同僚も学生時代と言っても、もう20年近く前になるのだが、今でいうシェアハウスに住んでいたと言っていた。ひとり暮らしをしているおばあちゃんの2階に4~5人で住んでいたと言っていた。住む条件は、おばあちゃんの用心棒をすること。おばあちゃんの手伝いをすること。飲み会には、おばあちゃんも参加していたと言っていた。おばあちゃんがすごいお酒強いんだって。

 

持たない幸福論』で紹介されていた、グレッグ・イーガン『しあわせの理由』を読みたくなった。脳腫瘍の治療の副作用で幸せを感じることが全くできなくなった少年に、治療をし、4000人の4000パターンの幸せを感じる回路を手に入れることができ、いろんなことに幸せを感じるようにはなったんだけど、自分自身が本当は何が好きだったのかが分からない、自分が一体どういった人間なのかがわからないということで、結局、絶望してしまうんだって。おもしろそう。

 

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

それぞれの人によって何によって幸せを感じるかが偏っているから、それがその人の個性にもなるし生きる意味にも繋がるんだろう。そして有限な人生の中で、多種多様な「生きる意味の根拠」の中から自分が何によって幸せを得られるかをきちんと探すことが生きるということなのだと思う。pha『持たない幸福論』p80

 

持たない幸福論』は、働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない、居場所の作り方の4章からなる。居場所の作り方に興味がなかったけど、読みながら、自分が所属したこれまでの居場所を思い出したり、これって、学校でいじめに遭っている子どもに読んでもらいたいなと思った。

 

嫌いな人間と一緒にいる必要はないし、合わない場所からは逃げていい。世界は広いからもっと自分に合う場所がどこかにあるかもしれない。だからいろんな場所に行っていろんな人に会ってみるのがいい。そのために世界には人類がたくさんいるのだ。pha『持たない幸福論』180