北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

本屋さんになりたい人に読んでもらいたい1冊

この前、新たな事業立ち上げのコンサルティングをしている場に居合わせたんだけど、その様子を見ながら、「実現可能」と「持続可能」がキーワードなんだろうな、と思いながら聞いていた。

 

私は、新たな事業立ち上げのプレゼンなんてする機会がないので、もっと小さな、企画の提案だったり、組織の人員配置なんかが、このキーワードに当てはまる。

 

実現可能か、持続可能か。

 

たぶん、この2つがクリアされれば経営者は「うん」と言うのではないか。わからないけど。

 

先日、読んだ「これからの本屋読本」の中にも、同じようなシチュエーションが対談という形式で掲載されていた。

 

これからの本屋読本

これからの本屋読本

 

 

新たに本屋を営もうとする「本屋ルヌガンガ」の店主が、誠光社の堀部さんやB&Bの内沼さんからアドバイスをもらうという対談。

 

いつもは、対談は避けて、読むのを飛ばすか、本そのものが対談集の場合は買わないんだけど、この「これからの本屋読本」は、おもしろかったので、対談の章も隅々まで読んだ。

 

何がおもしろいかったかというと、こんなに本屋さんになりたい人のために書かれた本を、これまでに読んだことがなかったから。

 

本の仕入れ方(新刊、古本どちらも)、店舗のデザイン、本と〇〇の掛け合わせ方などが丁寧に書かれている。読みながら、自分だったら、こんなお店がいいなあとイメージが湧いた。

 

特に印象に残った言葉は、「収益をうまない箇所が顔になりうる」。

 

うちの会社も、同じかもしれないなあ、と、本屋から離れて、思考が一人歩きした。

 

新たな事業を立ち上げる時、商売を始める時は、当たり前だけど、お金の話は避けて通れない。お金の面からも、実現可能か、持続可能かを検討する必要がある。

 

ただ、お金のことばかりを考えると、なぜか魅力を失う。収益をうまない箇所に、その店独自のオリジナルが生まれるのだろうか。

 

収益を、どがえしすると、発想が広がっていく感覚になる。

 

実現可能、持続可能+αが大事なのかもしれない。

 

+αには、感情がある。情熱がある。心がある。ストーリーがある。