北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

グーグルが調査した社員の生産性を高めるための方法

中途半端な知識があるとやっかいだ。知識がない人よりも、説明するのが難しくなる。どうしたものか。相手の意見のとおり、やってみて、不都合が出た時に、説明すべきか、今の時点で、私ならこうしますと言うべきなのか。ただ、何回か繰り返すうちに、ベストな方法におさまる気もするので、このままだまっておいた方が良いのか。

 

人と意見が食い違うと、意見をいうのが難しくなる。

 

そういえば、昔も、そんな悩みがある時に、アドバイスをもらったっけ。その人は、まずは聞くことと言っていた。相手の意図を汲み取るように聞く。もしかしたら、結局、同じことを言っているだけかもしれないし。そうだ。まずは、相手の意見を徹底的に聞こう。

 

先日、研修でおもしろい話をいくつか聞いた。

 

その一つが、グーグルが行った生産性を高めるための研究。

 

この生産性向上計画を「プロジェクト・アリストテレス」と呼ぶらしい。

 

チーム内の生産性を高めるためには、どうしたら良いか?

 

飲み会が多いチームなのか?チームリーダーのリーダーシップによるものなのか?私語をしているチームが良いのか?それとも、ぴりっとした雰囲気で仕事をしているチームなのか?

 

私は、その話を聞きながら、自分で仮説を立てる。

 

コミュニケーションが円滑なチームなのではないか。コミュニケーションを円滑にするひとつは、仕事外でも食事をする機会が多いチームが良いのではないか、と。

 

どうも違うらしい。

 

同じ生産性なのに、一方は、友達のように社外でもつきあっているのに対し、もう一方のチームは、まともに会話するのは会議室だけというところもあり、関連性がないらしい。チームリーダーのリーダーシップの関連性もなく、職場の私語をしているかも関連性はない。

 

じゃあ、なんなのか?

 

キーワードは、「心理的安全性」だという。

 

他者への心遣いや同情、あるいは配慮や共感といったメンタルの重要性だ。

 

「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされるのではないだろうか」、「リーダーから叱られないだろうか」といった不安をチーム内から払拭するのが大事なのだという。心理的安全性の雰囲気をチーム内に育めるかが成功の鍵だという。

 

重要性は理解できても、具体的にどうすれば、そのような雰囲気を醸成することができるのかが難しい。

 

ちょっと話がそれるが、仕事では役割を演ずるのが良いと聞いたことがある。

 

実際に、そうしている人もいて、私はその人を尊敬している。ただ、私には、演じるのは難しい。

 

自分にとって無理のない方法は、いつもよりテンションを少し低め設定すること。テンションを少し低めに設定すると、感情の起伏を周りに悟られることがない。よって、安定した仕事をしているように見えるのではないか、と考えた。ある意味、それが成功した。安定しているように見えるみたいだ。ずっとその方法でやってきたので、そのやり方が私には染み付いている。仕事の顔と、プライベートの顔違う。プライベートは、感情をほぼストレートに出す。仕事は、感情をコントロールしようとしている。それはプロとして当然だとも思える。

 

プロジェクト・アリストテレスの結果から浮かび上がったのは、仕事の顔とプライベートの顔をわけないことの是非。

 

職場でも本来の自分を曝け出し、曝け出した自分が、チーム内で受け入れられる「心理的安全性」が、間接的に、生産性を向上させることにつながるらしい。

 

そうなると、仕事上で役割を演じるというのは違うのではないか。

 

役割を演じることも必要と言っていた先輩は、自分の風呂敷を広げることが大事とも言っていた。できない自分も曝け出すということ。そういえば、別な人は心を開くことが大切だと言っていた。

 

他人に求めるなら、まずは自分が最初に、曝け出す必要があると思うけど、私にとって、自分を曝け出すということはかなり難しい。今まで何度か意識したけど、できなかった。

 

自分を曝けだすことは難しくても、意識してできそうなのは、他者への心遣い、配慮、共感か。

 

心理的安全性をキーワードに、方法についてもう少し考えようと思う。