どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

小説家になりたい人に読んでもらいたい1冊

友達との待ち合わせまで小1時間あるので、すすきののモスバーガーに来た。3階の窓からはローソンが見える。菜摘のてりやきとコーラを飲みながら、本日のブログを更新している。

 

いつも出かける時は、鞄に本を忍ばせる。そして、こんな隙間の時間に本を読む。

 

今、読んでるのは山崎ナオコーラさんの「この世は二人組ではできあがらない」。

 

この世は二人組ではできあがらない

この世は二人組ではできあがらない

 

 

山崎ナオコーラさんの本を読むのはこの本が初めて。

 

山崎ナオコーラさんと私は、ほぼ同年代。山崎ナオコーラさんが早生まれであれば、同じ学年になる。

 

同じ時代を生きた登場人物というだけで、ぐぐっと、本の世界に引き込まれる。

 

私たちの大学卒業の時は、就職氷河期。今の売り手市場が信じられない。あの時は、こんな就職氷河期がずっと続くと思っていた。

 

そんな私も、大学の卒業式も就職が決まらず、友達の家の亀の世話をしながら、居候をさせてもらい、やっと就職が決まった。

 

だから物語の主人公である女性が、就職が決まったのに、新人研修で仕事を辞めてしまうところを読むと、勇気あるなあ、と思った。

 

会社を辞め、専門学校に入り直し、その専門学校もやめちゃうんだったかなあ、うる覚えだけど、働きながら小説家を目指す。彼氏もいて、半同棲をし、その彼氏ともうまくいかなくなってきたところから、私は、その続きを読む。

 

友達が来るまでの間に読み終わるだろう。