ブログのアクセスアップのためには、記事タイトルが大事らしい。
確かに、自分の行動を振り返っても、気になるタイトルをクリックして記事を読んでいる。記事タイトルに惹かれなければ、そもそも、本文すら読まない。
では、読書を惹きつけるタイトルの作成方法はどうすれば良いのだろうか?
ふと、コピーライターに学べば良いんじゃないかと思った。
コピーライターの言葉の選び方は、ブログタイトルの書き方にも活かせるのではないか、と。
そこで手にとった本が、この本。
特に印象深い箇所についてメモ。
1. 掘り起こすイメージ
世に出るコピーにたどり着く思考法について書かれている箇所が参考になった。連想ゲームみたいにする方法。
例えば、タクシー会社のコピーを考える場合。「タクシー」→「老人」→「病院」→「乗り降り」から、「うちのおばあちゃんには、おかかえ運転手がいる」というコピーが生まれる。とにかく頭だけで考えるのではなく、手を動かし、言葉を目にすることで、無意識にあった新しい言葉、新しいシーンを掘り起こす。(「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」中村禎
2.自分が素直に思ったことを書く
コピーはこねくり回してこさえるものではなく、だって、そうじゃん、と言える本当のことを見つけること。自分の書いたコピーの後に、「だって、そうじゃん」と言えるかどうか。自分は本気でそう思っているか、それは自分の本心なのか、を確かめてみる。(「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」中村禎
この言葉を読んだ時、ヴィレッジバンガードのPOPを思い出した。ヴィレッジバンガードのPOPって、思っていても、それ言わないよね、というのが書かれている。思っていても、それ言わないよねを書くって、簡単なようでなかなか難しい。だけど、だからこそ、共感され、心に突き刺さるかもしれない。
3.いいコピーをみて、なぜいいのか自分の答えを用意する
大事なことは、いいコピーを見ることと、なぜこれがいいのか、自分なりの答えを用意することです。それが次に書くコピーの大事な指針になるのです。(「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」中村禎 )
アクセスアップのためには、記事タイトルが大事なのかあ知ってから、どんな記事タイトルだと読みたくなるか意識してみた。もう一歩、なぜ、読みたくなったかの自分の答えを考えてみよう。
4.タイトルの次に大事なのは、本文の一行目
これ、読んだ時に、小説とかもそうだな、と思った。本を開いて最初に読む一行目は、大事。
むむむむっ、コピーを考えるのも難しいんだなあ。そりゃそうだよね。どの仕事もそうだけど、そんな簡単に身につくものではない。