仕事をしていく上で、欲しい力のひとつは、伝える力。
最近も痛切にそう思うことがあって、以前から読みたかった「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツを買ってみた。
本書で、繰り返し出てくる3という数字。
今日は、そんなわけでこの本から学んだことを3つ書いてみる。
1.3つに絞って説明する。
他人の説明を聞いていて、すんなり頭に入ってこないのは、考えることが多すぎるからなのではないか、と、最近、思っていた。だから資料は、できるだけ単純に、一目みてすぐ理解できるくらいの情報量が良いのはないか、と。本書も、あれも、これもと説明するのではななく、大事なこと3つに絞って説明しなさいと言っている。
2.1枚のノートに考えをまとめる。
横4、縦4の計16マスを作り、左上には、テーマを記し、テーマに沿って、残りの15マスを埋めていく。特に重要だと思うものを3つ選ぶ。確かに、頭の中だけで考えていると煮詰まってくるからなあ。この本もいつか読んでみたい。
3.why、what、howで考えをまとめる。
5w1hをすべて答えよ、と言われると、案外、すんなり出てこない。まずは、3つ。why,what,howを使いこなせるようになりたい。人が何か疑問を解消しようとするときの設問は、ほとんどの場合、この「なぜ?」「何?」「どのように?」に集約される。聞く側は、この3つを知ってしまえば、「わかった」という感覚になりやすいんだって。
当分、3を意識して、やってみることにする。伝える力を身につける道のりは遠い。