どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

子どもだけが辿りつける場所があると思うのです。

八海山という新潟の山で、小学生が迷ってしまって、捜索願が出されたが見つからず、1週間が経ち、捜索も打ち切られた頃、小学生が戻って来た。その小学生は、「天狗に助けてもらった」と言ったそうだ。この話は、当時の新聞にも載っていたと聞いた。

 

私は、この話が好きで、小学生が、このような話を私にしてきたら、必ず、信じてあげられる大人になろうと思った。

 

そう思っていた私に、一昨年だったか、中学生の一人が、「友達が天使が見えるって言ってた」と急に、私に天使の話をしだした。どうも、天使にお願いごとをすると、願いごとが叶うらしい。友達は、ゲームソフトをお願いし、クリスマスだったかに、家族からプレゼントされたと言っていた。直接、こんな話を聞けるなんて思っていなかったから嬉しかった。

 

そんな話を、昨日、大学生にした。すると、その大学生が、「私も小さい頃、お母さんと散歩をしていて、こびとの村にたどり着きました」と言う。子どもの時だったので、夢でみたことなのか曖昧になっていたけど、この前、お母さんから、こびとの村の話が出て、やっぱり、小さい頃、見たんだって思いましたと言っていた。こびと自体はいなかったが、小さい家がいくつもあったという。子どもだけがたどり着けるもんだと思っていたけど、お母さんも辿りつけたなんて羨ましい、と私は答えた。

 

そんな私は、ジブリで一番、「トトロ」が好きです。

 

あの話には夢がある。