日本史は、縄文時代から学ぶのではなく、戦後から過去へ、学ぶべきだと思う。
日本という国という本を読んで、改めて、そう思った。
今、現在の日本の状態がどうやってできてきたかを理解するには、戦後を学ばなければならない。例えば、沖縄の米軍基地、従軍慰安婦、靖国神社、憲法9条。
私は、学校の日本史で戦後を学んだことがない。一番、必要なところなのに。
この本は、明治の日本と、戦後の日本の2部構成でできている。
明治の日本の章では、なぜ義務教育ができたか。なぜ戦争を始めたかが書かれていて、戦後の日本の章では、日本国憲法、アメリカとの関係などが書かれている。
憲法9条について考えを深める機会になった。