センバツ高校野球第3日目 明徳義塾ー中央学院
この時期の車中のBGMは高校野球。
ラジオからは第一試合、明徳義塾対中央学院が終わった後の監督インタビューが流れていた。馬淵監督は「野球は怖い」と、何度も発していた。
仕事を終え、自宅に帰ってきてから、明徳義塾と中央学院の試合を動画で見ながら、気づいたら寝ていた。朝6時に起き、再び、6回表から、この試合を見た。
確かに、野球は怖い。勝利が手の中から、するりとこぼれ落ちる。
一気に試合が動くのが8回。このまま3対1で終わるかと思いきや、それまで安定したピッチングを見せていた明徳義塾の市川が3四死球で満塁。それまで3三振でタイミングが合っていなかった4番高鹿が同点タイムリー。7番西村のヒットで逆転する。
ここでも十分、野球は怖いんだけど、この試合のすごいところは、9回二死から。二死まですんなりとアウトをとり、しかも2点差。誰だって、このまま試合は終わるんじゃないかと思っていたのではないだろうか。それが、ヒットと四球でつなぎ、4番谷合。逆転本塁打で試合終了。
明徳義塾と中央学院は、昨年の明治神宮大会2回戦で対戦し、5-3で明徳義塾が勝っている。
明治神宮大会とは
秋季地区大会の優勝校9校と東京都秋季大会優勝校の計10校が出場し、秋の日本一を決める大会。
優勝したのが明徳義塾。準優勝が創成館。ベスト4が大阪桐蔭、静岡。つまり、センバツ高校野球の優勝候補はこの4校となる。