北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

山口周さんの本はおもしろいなあ

 読書好きの同僚から勧めてもらった本がおもしろかった。

世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (光文社新書)

世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (光文社新書)

 

タイトルにあるイノベーティブとはどういう意味か、インナーネットで調べると、「革新的な。刷新的な」ということらしい。この本は、革新的な組織を作るにはどうしたら良いかという組織論が書かれており、そんな組織を作るために必要なリーダーとはいかにあるべきかについて書かれている。

 

特に印象深い内容を紹介。

 

イノベーションを起こすのは、「若者」か「新参者」

それまで全く専門外だった者が、なんらかの理由で会社を任されるようになり、斬新的な会社に生まれ変わったというような話を聞くと、じゃあ、それまでその道一筋でやってきた人の立場がなくなるなと思っていたけれど、この本を読んでなるほどと思った。若者も、新参者も、会社の改善点に気づきやすいんだろうね。経験を得ると、若者の言葉を素通りしてしまうかもしれないし、転職者には、入ってきたばかりで偉そうにと思っちゃいけないなと思った。耳を傾けよう。 

 

適材適所の考え方

本書で、一番印象深い内容が、アムンセンとスコットの南極点到達レースの話。ノルウェーのアムンセンは、幼少時代から極点に一番乗りするのが夢だった。対して、イギリスのスコットは、軍人エリートで、軍隊で出世することを夢みていた。その2人があらそったレースは、圧倒的勝利で、アムンセンの勝利で終わる。重要性の高い仕事には優秀な人を配置するという考え方は危険。それをやりたがっている人にやらせるべき。上記イノベーションを起こすのは、「若者」か「新参者」というのも加味すれば、何か課題解決型のプロジェクトチームは、役職で選ぶのではなく、やりたいと思っている人を集めた方が完遂するのではないか、と思った。

 

リーダーに必要なビジョンに関する3つの要素〜where,why,how〜

ここでいうリーダーとは、会社のトップだけではない。組織を任されている役職者も同じ。

whereとは、ここではないどこか。抽象的でもだめだし、◯%達成といった定量的でもだめ。視覚的なイメージを喚起させることが大事。仕事を通じて何を世の中に提供したいかを突き詰める。whyとは、なんのためにやるのか。howとは、どのようにそれを実現するか。