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どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

面白みのない生活の中にも、書かれるべきことが隠れている。

今日から私の住む町の天気は荒れ模様。雪が強い風で舞い、降り積もる。

 

そんな中、午前中は歯医者。半年ほど、ほったらかした、かぶせ物が取れた歯を治療。一旦、家に戻り、昼食を摂って、読書をしながらの昼寝。午後から夜にかけて眼鏡を直したり、ブックオフに行ったり。家に帰ってきてから雪はね。朝に続いて2回目。冬は、これからが本番。

 

今日、一万円選書で届いた本の一冊を読み終わった。

人質の朗読会 (中公文庫)

人質の朗読会 (中公文庫)

 

旅行ツアーに参加した日本人が、旅先で反政府ゲリラの襲撃を受けて人質として捕らえられる。人質としての日々が長引き、いつしか、それぞれ自分の大切にしている過去を一つ書いて朗読し合うようになる。そんな物語。

 

いつもは解説部分は読まないけれど、今回は珍しく読んだ。

”小川さんはかつて小説のあとがきにこう書いたそうだ。「どんなことがあってもこれだけは、物語として残しておきたいと願うような何かを誰でもひとつくらいは持っている」。また、「面白みのない生活の中にも、書かれるべきことが隠れています」「それらを見つけ、言葉ですくいあげてゆくときのわくわくする気持ちが、私はやはり好きです」と述べたこともあるという。”

 

今年、私もこれに似たようなことを試みようと思っている。何気ない日常の喜怒哀楽を見つけ、言葉にしていきたいと思っている。

 

本を閉じ、一万円選書に添えられていたいわた書店の店主の手紙をもう一度、読み直してみた。

 

そして、自分がこの人質の一人だったとしたら、私はどの過去を語るのだろうかと考えた。