どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

もしも90年代にWBCが開催されていたら・・・。90年代侍ジャパンを考える【野手編】

90年代侍ジャパン野手編。野手は全員で15名。捕手を3名。内外野を12名として選考した。

 

1.捕手

捕手は迷わなかった。ヤクルトの古田と西武の伊東の2名は文句なしだろう。特に古田は、打てる捕手の先駆けとして、守備面だけではなく、打撃面でもすばらしい成績を残した。プロ2年目の91年には打率.340。92年には本塁打30本打っている。打てる捕手だというのは知っていたけど、ここまで打っているとは。話はそれるが、古田が監督をするところをもう一度、見てみたい。

 

2.WBCで実現して欲しかったこと

WBCで実現して欲しかったのは、イチローオリックス)と松井秀喜(巨人)が一緒にプレーするところ。イチローは92年入団。松井が93年入団なので、90年代侍ジャパンもこの2人が中心となる。2人以外にも90年代にはすばらしい外野手が何人もいる。西武の黄金時代の3番打者、秋山幸二(西武)、走攻守の緒方孝市(広島)、打撃の天才、前田智徳(広島)、ゴールデン・グラブ7回の飯田哲也(ヤクルト)。他にも金本知憲(広島)、新庄剛志阪神)もいる。内野とのバランスで、5人にするか、6人にするか、悩ましいところ。

 

3.90年代のトリプルスリー

トリプルスリーといえば、山田哲人(ヤクルト)と柳田悠岐ソフトバンク)だが、90年代にもトリプルスリーを達成した選手がいる。野村謙二郎(広島)だ。もっといると思ったが、90年代に達成したのは野村1名だった。ちなみに秋山幸二(西武)は、89年達成。00年に金本知憲(広島)、02年に松井稼頭央(西武)が、それぞれ達成している。

 

4.90年代侍ジャパンの4番

松井秀喜(巨人)、清原和博(西武)、落合博満(中日)の3名のうちのいずれかだろう。この3名の中で3番打者を打てるのは、松井秀喜(巨人)だけだから、4番落合博満、5番清原和博が順当なところか。か、3番秋山幸二、4番松井秀喜、5番落合博満、6番清原和博というのも良い。清原、落合が共に一塁手ということもあり、三塁手は、江藤智(広島)、中村紀洋近鉄)の2名を選出したい。

 

5.守の二遊間

一番悩ましかったのが、内野手。特に二遊間。辻発彦(西武)、川相昌弘(巨人)、野村謙二郎(広島)、石井琢郎(横浜)の中から3名。いやあ、悩ましい。

 

上記から導き出された90年代侍ジャパンのメンバーがこちら。

 

捕手  古田敦也(ヤクルト)

捕手  伊東勤(西武)

捕手  谷繁元信(横浜)

一塁手 落合博満(中日)

一塁手 清原和博(西武)

二塁手 辻発彦(西武)

三塁手 江藤智(広島)

三塁手 中村紀洋近鉄

遊撃手 野村謙二郎(広島)

遊撃手 石井琢郎(横浜)

外野手 イチローオリックス

外野手 松井秀喜(巨人)

外野手 秋山幸二(西武)

外野手 前田智徳(広島)

外野手 緒方孝市(広島)

 

飯田哲也(ヤクルト)、川相昌弘(巨人)の2名が最後の最後まで悩んだ。