どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

もしも90年代にWBCが開催されていたら・・・。90年代侍ジャパンを考える【投手編】

侍ジャパンに左のエースがいればなあ、と一人考えていた。

 

第1回WBC和田毅ソフトバンク)、杉内俊哉(当時、ソフトバンク)のような左投手。90年代でいえば、石井一久(ヤクルト)、大野豊(広島)のような左投手。山本昌、今中、工藤、星野・・・。次から次と出てくる90年代の左投手。ノートを広げ、名前を書く。WBCには人数制限があるから、左の先発は、よくて4人くらいか。こんなに良い投手がいて選ぶの大変だなあ。と、いつしか、90年代侍ジャパンを考えていた。投手枠は、2017年WBCと同じく3名の枠を考える。

 

1.90年代を代表する左投手

左のエースとしてすぐに思い浮かんだのは、石井一久(ヤクルト)。防御率も、勝利数も上回る左投手は、いるんだけど、左のエースといえば、石井一久なんだよなあ。ちなみに、成績で見ていくと、通算防御率の左投手第1位は、今中慎二(中日)。シーズン別防御率の左投手第1位は、山本昌。通算勝利数の左投手第1位は、星野伸之。シーズン別勝利数の左投手第1位は、山本昌。通算奪三振数の左投手第1位は、工藤公康(西武)。通算セーブ数の左投手第1位は、大野豊(広島)。大野は、先発でも、抑えでも起用できるユティリティプレイヤーだから確定かな。難しいのは星野伸之オリックス)、山本昌(中日)、今中慎二(中日)の3名が、タイプが似ているため、3人のうちの何人かを選考しようと思う。右投手の人数しだい。

 

2.90年代を代表する右投手

90年代を代表する投手は間違いなく野茂英雄近鉄)。確定。そして、もう2人、私の中で確定している右投手は、巨人の斎藤雅樹桑田真澄。90年代最速の伊良部秀輝(ロッテ)も入れたいところ。迷うところは、小宮山悟(ロッテ)、佐々岡真司(広島)、伊藤智仁(ヤクルト)。上記、星野、山本昌、今中と椅子の奪い合い。

 

3.守護神

守護神は割と決まりやすかった。絶対的守護神、ハマの大魔神こと佐々木主浩(横浜)は確定。ヤクルトの黄金時代を支えた高津臣吾(ヤクルト)も確定。左の守護神として、ここで大野豊(広島)を入れておきたい。

 

4.中継ぎ

実績からいっても、西武の黄金時代を支えた潮崎哲也(西武)は確定。中継ぎ、抑えは5名を考えているから、あと残るは1枠。ここが難しい。潮崎が右投手のため、ワンポイントの左投手がバランス的に良いのではないかと思う。となると、ロッテの河本育之か。抑え枠なのだが、赤堀元之近鉄)も捨てがたい。99年に活躍している落合英二(中日)、岩瀬仁紀(中日)、篠原貴行ダイエー)。90年代は、メジャーで活躍した投手も多い。長谷川滋利マック鈴木吉井理人を入れるのもおもしろいかも。

 

以上より悩みに悩み抜いたラインアップが、下のとおり。

 

先発:8名

野茂英雄近鉄

斎藤雅樹(巨人)

桑田真澄(巨人)

石井一久(ヤクルト)

山本昌(中日)

工藤公康(西武)

伊良部秀輝(ロッテ)

伊藤智仁(ヤクルト)

 

中継ぎ:2名

潮崎哲也(西武)

岩瀬仁紀(中日)

 

抑え:3名

佐々木主浩(横浜)

大野豊(広島)

高津臣吾(ヤクルト)