どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

監督・栗山英樹

日本シリーズ第5戦。9回裏、西川の満塁ホームランで日本ハムファイターズが勝利した試合の勝利監督インタビューを見ながら、「栗山監督。良い監督だなあ」と思った。

 

それからというもの、栗山監督が取り上げられている記事やテレビを注視するようになり、それでも飽き足らず2冊の著書も買った。

 

覚悟 理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか

覚悟 理論派新人監督は、なぜ理論を捨てたのか

 

 

伝える。

伝える。

 

 栗山監督を見ていると、野球の監督としてではなく、組織のトップとして、いかにあるべきかということを考えさせられる。

 

”選手にために尽くす。”

”よく思われているようが、悪く思われていようが、そんなことはどっちでもいい。大事なのは、相手のことを思って伝えるべきことを伝え、より正確に受け止めてもらうこと。”

”見返りを求めるのではなく、一方通行で愛し続ける「片思い」のようなものだと考える。”

”選手がどう思うかは一切捨てた。本当に思うことをやり続ける”

”効き目のある距離感を作る”

”ファイターズの大谷ではなく、球界の大谷と考えている。”

栗山監督が言った数々の言葉。

 

私も一つの組織のトップとして働いている時、一番、大切なのは、愛だな。と思った。愛。つまりは無償。ただ、これが難しい。本当に難しい。とうか、できなかった。

 

あと、印象深かった言葉。結果がでなくても良い。ただ、〇〇という言葉をよく使っていた。結果がでなくても良い。ただ、ファイティングポーズを崩すな。結果がでなくても、+αが生まれる。

 

”いつ、どこで、どう伝える、それによって引き出せるパフォーマンスは大きく違って来るはずだ。”

 

”運やツキをつかむ方法があるとすれば、それは唯一、やり尽くすことなんじゃないかと思った”

 

”きっかけを作るしかできない”

 

 

私の好きな監督がまた一人増えた。