どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

何者からかの手紙

先日、読んだ本の中に書かれていたものが欲しくなって買いに出かけた。
欲しいものとは、手紙。


なかなか店が見つからなくて、同じ場所をぐるぐる回る。
3度目か4度目に、その店が2階にあることに気づいた。
うっすらと灯りがついている。


ビルは、どこかタイムスリップしたかのような佇まいで、誰かはよくわからない胸から上の銅像が入口で出迎えてくれた。
トイレを済ませ、2階に上がる。
何をやっているか、よくわからない店がいくつかあって、その中に私が探していた店があり、扉をゆっくりと開けた。
客は誰もいない。
探し物の手紙が置いてある店の雰囲気にぴったり。





手紙はいくつもあって、封筒に書かれているタイトルを見て、おもしろそうだと思ったものを買った。
5通。こんなに買うはずじゃなかったのに。
私のお気に入りは応援団長からの手紙。


BOOKSOUNDSが発行しているみたいなんだけど、
男性なのか、女性なのか、全く情報がなくて想像を駆り立てられる。


それにしてもこの発想がすばらしい。