西村佳哲さんの本が好きだ。
今まで買っていなかった数冊をまとめて買った。
この本には、こんなことが書いてあった。
「本人が信じても愛してもいないことに時間や力を注いだところで、その仕事は人を温めない。むしろ冷やすし、さらに言えば人の精神をバラバラにすると思う」
本当、そう思う。
「自分だったら、そのサービスを利用したいか?」
よく自分自身に問う。
自分が提供しているサービスを自分、または自分の家族が利用したい、させたいというものでなければ、誰かの犠牲の上に、私の生活が成り立っているように感じてしまう。
ふと、そのことに気づくと、仕事をしていくことに耐えられなくなっていく。
はたまた、雇われている側は弱い。仕事を辞めることは怖い。
私は、すがるようなことはしないでおこうと言い聞かせている。
自分の心の声に素直に生きるってのは、本当だわ。