凡の花

いろいろあるけれど、それでいい

純文学を読みたくなる本。「忘れられる過去」を読んだ。

お笑い芸人、ピースの又吉さんが文学界に初となる純文学小説「火花」を発表した、と、インターネットで読んだ。
本になったら読んでみたいなあ、と思った。

 

文學界 2015年 2月号 (文学界)

文學界 2015年 2月号 (文学界)

 

 


純文学ってよく耳にするけれど、純文学って何?と気になったからインターネットで調べてみた。


ウィキペディアによると、「純文学(じゅんぶんがく)は、大衆小説に対して「娯楽性」よりも「芸術性」に重きを置いている小説を総称する、日本文学における用語」となっている。

 

忘れられる過去 (朝日文庫)

忘れられる過去 (朝日文庫)

 

 



この「忘れられる過去」は、読書にまつわるエッセイを中心として収めらている。
純文学の本も多数紹介されている。
例えば、こんな具合に・・・。

漱石、鴎外ではありふれているというなら、田山化袋「田舎教師」、徳田秋声「和解」、室生犀星「蜜のあはれ」、阿部知二「冬の宿」、梅崎春生桜島伊藤整「氾濫」、高見順「いやな感じ」、三島由紀夫「橋づくし」、色川武大「百」、詩なら石原吉郎・・・と、なんでもいいが、こうした作品を知ることと知らないことでは人生がまるきりちがったものとなる。

人生がまるきりちがったものとなる、なんて、すごい紹介の仕方だなあ。読みたくなる。

このエッセイでもちらほら垣間見られるんだけど、この本の作家、荒川洋治さんの活動の幅は広い。
現代詩作家であり、大学でも教鞭をとり、詩を専門にする出版社「紫陽社」を経営している。


純文学の本と、紫陽社の本を、ブックオフ巡りで探してみようかな。