毎日のように録画した熱闘甲子園を観て過ごす夏も、あと一日で終わる。
大阪代表、大阪桐蔭。さすがだね。王者にふさわしい強さだね。
私が注目していた2チームも大阪桐蔭に阻まれ散っていった。
注目していた2チームとは、健大高崎と敦賀気比。
大阪桐蔭とベスト8であたった群馬県代表、健大高崎。
機動破壊。かっこよかったなあ。好きな高校が、またひとつ加わった。
大阪桐蔭と健大高崎の一戦も熱闘甲子園で観たんだけど、大阪桐蔭の強さを垣間見たシーンがあった。
それは、健大高崎に盗塁を決められ、大阪桐蔭のキャッチャーがアップで写された場面。
盗塁を決められたにもかかわらず、キャッチャーは苦笑いしながら、「無理、無理」と口が動いていたんだよね。
もうあそこまで足が速かったら仕方がない。あきらめよう、ってな感じで。
このキャッチャー、全然、心を乱されていない、すごいなって思った。
走るだけなら機動力。
機動破壊の「破壊」は、精神的に破壊する意味が含まれている感じがする。
あれだけ走られると、まずキャッチャーの気持が破壊される。
へこむよ、あそこまで走られると。
大会No.1走力の次は、大会No.1打撃。福井代表、敦賀気比。
壮絶なる打ちあい。
初回の5点もなんらあわてない。いつも通り。強い。
大阪桐蔭の強さを散々、書いたけれども、三重高校には、ぜひともがんばってもらいたい。