古本屋で三浦しをんの本を見つけると嫁さんに買って帰る。
頼まれてもいないのに買って帰る。
俺が「読んでみて」って薦めているわけではない。
嫁さんの話を訊いていると、どうも好きな作家のひとりに、三浦しをんがエントリーされている。そんな気がして買っている。
今日、紹介する「三四郎はそれから門を出た」で、嫁さんに買って帰った三浦しをんの本は11冊目。
ちなみに、三浦しをん以外の本を嫁さんにプレゼントしたことはない。
そして、嫁さんにプレゼントした本のどれも、俺は読んだことがない。
今日、紹介する「三四郎はそれから門を出た」も、俺は読んでいない。
嫁さんが本を読みながら、時々、話してくれる感想の中から、すごい良い言葉があって、その言葉を今日は紹介することにします。
読書が、悩める人を救うのではない。静かに本を読み、自分を見つめた者自身が、自分を救うしかないのだ。
三浦しをん