北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

ラブ・ゼネレーション

昨日に続き、今日も朝4時にトイレで目が覚めて、そのまま読書をして過ごした。
現在、5時。外はすっかり明るい。
ついさっき読み終えた本。

 

ラブ・ゼネレーション

ラブ・ゼネレーション

 

 

早川義夫。ラブゼネレーション。
この本の初回刊行は1972年ということだから、今から30年以上前になるのか。
今、読んでも、おもしろいから、増補版が出されたのだろう。
増補版が出版されたのが2011年。


早川義夫さんは、ミュージシャン→本屋さん→ミュージシャンの経歴を持つ人で、
最初のミュージシャン時代。ジャックスというバンドを組み、解散した頃の話が、この本には収録されている。



僕の好きなこの一行。

「自分で満足していないんだったら、出しても無理に決まっている。貴方にとって満足するものだったら、きっと他者にも通じるものだ。雑音を入れてはいけない。貴方にとって自己満足の歌をつくればいい。だって、自己満足なんていうのはめったに出来はしないんだから。」

「たとえば、森進一のことを語るにしても、森進一より自分のことを持ち出そうとした。それは、いくら森進一のことを好きだからといって、僕は別に森進一のことを知りたいんじゃなくて、森進一が好きだという自分を知りたいからなのだ」

「全員が一人の女性を愛すことがないように、全員が同じ思想を持つことは、嘘である」

「僕たちの心の中は、いつももやもやしてて、それが何かのきっかけで言葉に出たり、音に出たりする。何故、ぶきっちょになるのか、それは生きた言葉、生きた音を運ぶからだ」

「僕たちは言いたいことは、たったひとつなんじゃないだろうか。それがうまく言えないからいくつにも見えてきて、何度も同じくりかえしをしていくのだ」