どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

アンラッキー製造機

塾長ブログには、
『今月のアンラッキー』といういくつかの記事があるのだけれど、
今日は、このアンラッキーという類の話を書こうと思ったきっかけを話そうと思ってね。

前にも書いたかもしれないけれど、
俺はいつか小冊子を作りたいと思っているんだよね。

その小冊子の一つのページに、
『今月のアンラッキー』というページを作ろうと思っているのだけれど、
このページは、
俺が書くのではなく、
友達に書いてもらおうと思ったページなんだよね。

俺の周りには、
視点というか、発想が、おもしろい人が何人かいる。
その人達は、
ブログを書いているわけでもなく、
誰に発信するわけでもなく、
ただ、俺が、その話を訊いているだけなんだけど、
こういう人達が、何か書いたら、おもしろいだろうなあって思ったんだよね。

『今月のアンラッキー』のページは、
そんな一人にお願いしようと思っていたページ。

アンラッキー製造機という異名を持つにふさわしい男がいてね。
あだ名をヒロという。

ヒロと言えば、
名前が、ひろゆきだったり、
ヒロのつく名前がついていそうなものだけれども、
名前にヒロがついているわけではない。
ヒロというあだ名は、名字からきている。

名字からいけば、
ヒラが正しいのだけれど、
ヒロは、「ヒラだと、何か、平社員みたいで嫌だから、ヒロと呼んでくれ」と自分から、そう呼ばれることを希望した。

おかげさまで、
ヒロは、社会人になった現在、
平社員でとどまることなく、
課長にまで昇進した。

そんなわけで、課長のヒロは、
今年の2月に、仙台近郊にいる大学時代からの友達に壮行会という名の送別会をしてもらい、
4月から東京で働くことになっていた。
が、しかし、今回の東日本大震災
転勤は、一旦、見送りとなった。

そのヒロは、
地震当日、転勤の準備をするために、
会社を休み、準備をある程度、済ませたところで、
パチンコ屋に行き、パチンコをしている最中に地震に直撃した。

「せっかく、連チャンしているところだったのに・・・」というのが、安否確認の電話の第一声だった。
パチンコ屋で、地震に遭い、後ろに積んでいた箱も崩れ、
結局、換金もできず、家路についた。

被災後も、デパートに食品を買い求め、並ぶが、
やっと買えたのがラーメンの生麺。
スープは売ってもらえなかった。

その話を、
俺は、被災している、他の友達に話をしていった。
友達は、「ひさびさに、笑った」と言っていた。



ヒロは、いつも、アンラッキーを笑いに変える。



ちなみに、ヒロの息子は、
俺のことを塾長と呼ぶ。




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