この前、来た年賀状に何の脈絡もなく書いてあった『ことばを使う動物はイトカワ』という言葉の羅列。
年賀状に、このイトカワの話を書いてくれた人は、そうとうびっくりしたんだと思う。
「イトカワ、ことば使えるのかよ」って。
「あいつにも教えてやろう」って俺への年賀状に書いてくれたわけだが、そもそもイトカワって何だ?
というか、イトカワを知っている人はいるのだろうか?
知ったかをこくには、ちょうどいい素材だ。
イトカワで思い出すのは、小惑星「イトカワ」。
昨年、話題になった無人探査機ハヤブサが目指したイトカワ。
このイトカワと、動物のイトカワは繋がっているね。
動物のイトカワから、小惑星イトカワの名はつけられた。
それほど知る人は知るイトカワ。
小惑星イトカワの形ってのは、楕円形になっている。
ここは動物のイトカワとは関係ない。
ここが関係しちゃうと楕円形だからイモムシのような生き物になってしまう。
イモムシが、言葉をしゃべる感じはしない。
言葉をしゃべるってのが大事だ。
言葉を使うような気がしないでもない動物を考えると、
猿、犬、あそこらへんは頭が良いからしゃべる可能性がある。
が、可能性があるものがしゃべってもびっくりはしない。
やっぱりしゃべったね、猿って話になる。
言葉を使うと同時に大切になるのは、こいつがしゃべるのかよって動物。
猿、犬といえば桃太郎。
桃太郎の仲間にはもう一匹、動物がいる。
そうキジ。
実は、あれね、キジじゃなくて、正確にいうとイトカワだったんだわ。
ただイトカワは知名度がないからね。
桃太郎を読んだ読者が「イトカワが仲間になりました」ってところで「えっ、イトカワって何?鳥なの?」って話になるでしょ。
桃太郎の話そっちのけでイトカワについて考えちゃう。
そう考えた著者が、途中で書き換えたわけ。
イトカワは綺麗な鳥だからなあ、綺麗な鳥で、みんなが知っている鳥は?ああ、キジにしようって具合に。
カワがつく鳥は、まだいる。
カワセミ。
あの鳥も綺麗だ。
なんでカワセミって呼ぶことにしたんだろう。
何ら、蝉に似ていないのに。
川と蝉に何の関係性も感じないのに。
何で合わせちゃったんだろう。
ここではカワセミは関係しないから、まあいっか。
イトカワって鳥が言葉を使うわけだけど、
人間の言葉を使うわけじゃない。
イトカワ語を使うわけ。
イトカワ語ってのは、どういうものかというとモールス信号みたいなもんだね。
鳴き声をモールス信号の形で、相手に伝える。
「ピー、ピッ、ピッ、ピー(正月だし、ひさびさにみんなで会う?)」
今回の知ったか、どうだったでしょうか?
かなりそれらしくなったと思うんだけど。
実は知ったかをこいた後は、ちゃんと調べているのですよ。
その調べるという作業が、なんかワクワクするわけ。
クイズの答えを聞くときみたいにね。
では、また。
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