北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

シスターズ

オーストラリアに住んでいる友達が、二年ぶりに日本に帰ってきた。
喫茶店で、友達にパンダちゃんシリーズを見せ、
「ここを英語でいきたいんだよね。俺、英語に自信がないからさ。俺の言いたいことが合っているか、チェックしてくれないか?言葉ができるたびにメールで送るからさ」って頼んだ。

パンダちゃんシリーズの作品の言葉は、英語が良いって思った時から、この友達に頼もうと思っていた。

友達はプリントアウトした紙を見ながら、
「いいよ。私も自信がないから旦那に確認して送るね」
と了承してくれた。

やったあ。これでパンダちゃんシリーズの作品は、さらに完成度を増す。

その友達には、ねえちゃんがいる。
友達のねえちゃんも楽雲庵塾塾生だ。
姉妹そろって楽雲庵塾塾生というのは極めて、まれ。
親子そろって楽雲庵塾塾生というパターンはある。親子鷹。


友達のねえちゃんと話をするようになったのは、楽雲庵塾ポストカードがきっかけだった。
友達に送ったポストカードが、友達からねえちゃんへ。
そして、ねえちゃんが、直接、感想を送りたいから、メールアドレスを教えて欲しいと言ってくれたのが始まりだった。
ような気がする。

友達と二年ぶりの再会を果たした夜、
友達と友達のねえちゃんの家に遊びに行った。
姉妹そろって会うのは初めてだった。
それが、何か嬉しかった。

身長は同じくらいなんだけど、
雰囲気が全然、似ていない。

友達は、ほわぁあんとしているタイプなのに、
友達のねえちゃんは、はっきり物事を言い、ビール片手に、たばこが似合う。まさしく友達のねえちゃんとして漫画に出てくるようなタイプだ。


「私たちが子ども頃は、おもちゃを買ってもらえなくて、周りの友達がうらやましかった」
友達のねえちゃんは、息子のおもちゃを眺めながら、俺にそんな話をした。

「俺もそうっす。ファミコンを買ってもらえませんでした。何か、スーパーマリオブラザーズをクリアしていないのが、ずっと気になってて、この前クリアしたばっかです」

「え?ファミコンの?スーパーマリオブラザーズ?」今更?って表情を浮かべ俺に確認する。

「そうっす。8-4は迷路になっていて難しいっす」

「8-4って、ひさびさに訊いた」って笑っているねえちゃんの横で、友達がぼっそと呟いた。

「私、今、8-1」





止まった。
止まっていた空気は笑って動き出した。

「今なのか!?俺、喫茶店でもスーパーマリオブラザーズの話しただろ!なぜ、今、言うんだ!」

「だって、恥ずかしかったんだもん」友達は恥ずかしそうにうつむく。


今、こうしてブログに書き、思い起こせば、
恥ずかしいって、どこが恥ずかしかったんだろうか?
今更、スーパーマリオブラザーズをしているのが恥ずかしかったのだろうか?
それとも俺がクリアしたって言っているのに、クリアできていない自分が恥ずかしかったのだろうか?

仮に、後者だとすれば、8-1を恥じることはない。
8-1は時間がギリギリに設定されていて、うかうかしているとタイムオーバーになるのを俺は知っている。
そして、8-4の迷路は、さらにやばいことも俺は知っている。


君が、8-1の壁を越え、8-4でつまづいた時には連絡をくれ。
俺が助けてやる。




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