北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

語ることがなかったもう一つの物語(1)

ひさびさに作品展をした頃に書いた文章を読み返してみた。


2007 楽雲庵塾展

2008 楽雲庵塾展2008新潟   
    1本目/2本目/3本目


初めての作品展の最終日に震度6強地震が直撃。

震度6強なんて、何十年に1回あるかないかで、
しかも、その地震が作品展をしている日の最終日だなんて、
どれくらい俺はついてないのよ。

改めて、そのついてなさを実感した。
財布を落としたどころじゃないな、あれは。


電信柱は折れ曲がり、道路はボッコボコ、崩れている家もあった。
作品展をした場所は新潟市で、
地震の被害が多かった地点から、
高速道路で1時間ほど行ったところだから、
作品展自体はすることはできた。



これから書く物語は、
楽雲庵塾展、最終日の2007年7月16日から始まる。


「作品展最終日なのに2時間しかいれなくてすみません。今日は、人も、もうこなさそうだし、早めに閉めてもらってもかまいません」
俺は、GALLERYN7のオーナーであるコータさんにそう言い、帰る準備を始めた。


作品をかたづけたり、精算を済ませることもできず、
また余震が来て、作品が壊れちゃうかもしれないからと、
1週間、作品を預かって欲しいと甘え、
GALLERYN7を後にした。


コンビニで車を止め、
地震の被害にあっている友達に電話をした。

「何が足りねぇ。そうか、水か。今、たんまり水持っていくからな。何時に着くかわからんけど」



買えるだけの水を車につっこんで、
混乱した街に戻っていった。




*****

毎日のように押してくれている君に感謝します。
俺は気づいているよ。
誰かはわからんけどね。

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