どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

巨人の背番号18

今年の巨人は、20数年見てきた中で、最強かもしれない。

ただ、先発陣では、三本柱と言われていた、
斎藤、槙原、桑田の頃が、最強だっただろう。

その三本柱を擁して優勝した1994年。
ペナントレース最終戦までもつれた中日との決戦。
通称、”10.8”。

興奮してテレビに齧りついて観ていた。
記憶に残る試合。

翌年、桑田はダイビングキャッチをした際に右肘を故障する。

そして2年後の復活。
先発のマウンドに向かった桑田は、
左膝をマウンドの土につけ、プレートに右手を置いて、
野球の神様に感謝した。
あの姿も、桑田らしく印象深い。

桑田は復活するまでの間、ひたすら走り込んだ。
走りまくって、ジャイアンツ球場の外野の芝生は、
フェンスと並行して禿げている。
通称、”桑田ロード”。

俺はその”桑田ロード”を一目見たくて、
ジャイアンツ球場に足を運んだことがある。

桑田ファンはたくさんいるだろう。
俺もその一人だ。


本屋で、”Number PLUS 完全復刻版 桑田真澄”を買って隅々まで読んだ。
まさしく完全版。
PL学園時代から巨人、そしてメジャーに渡った桑田が、そこに載っている。

その本の中のインタビューで、こんなことを桑田は言っている。

”人生は辛いことの連続。そうは言っても、楽しいことを求めたくなる。だから、挑戦する。上手くなれば楽しいし、上手くできなかったら悔しい。だから、また挑戦する。この繰り返しが、人生の楽しみと相通じる”


巨人の背番号18。
桑田ほど巨人の18番が似合う投手もいないだろう。



Number PLUS 桑田真澄 完全復刻版

文藝春秋

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