ただ、先発陣では、三本柱と言われていた、
斎藤、槙原、桑田の頃が、最強だっただろう。
その三本柱を擁して優勝した1994年。
ペナントレース最終戦までもつれた中日との決戦。
通称、”10.8”。
興奮してテレビに齧りついて観ていた。
記憶に残る試合。
翌年、桑田はダイビングキャッチをした際に右肘を故障する。
そして2年後の復活。
先発のマウンドに向かった桑田は、
左膝をマウンドの土につけ、プレートに右手を置いて、
野球の神様に感謝した。
あの姿も、桑田らしく印象深い。
桑田は復活するまでの間、ひたすら走り込んだ。
走りまくって、ジャイアンツ球場の外野の芝生は、
フェンスと並行して禿げている。
通称、”桑田ロード”。
俺はその”桑田ロード”を一目見たくて、
ジャイアンツ球場に足を運んだことがある。
桑田ファンはたくさんいるだろう。
俺もその一人だ。
本屋で、”Number PLUS 完全復刻版 桑田真澄”を買って隅々まで読んだ。
まさしく完全版。
PL学園時代から巨人、そしてメジャーに渡った桑田が、そこに載っている。
その本の中のインタビューで、こんなことを桑田は言っている。
”人生は辛いことの連続。そうは言っても、楽しいことを求めたくなる。だから、挑戦する。上手くなれば楽しいし、上手くできなかったら悔しい。だから、また挑戦する。この繰り返しが、人生の楽しみと相通じる”
巨人の背番号18。
桑田ほど巨人の18番が似合う投手もいないだろう。
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