どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

グミ・チョコレート・パイン

君は最初に買ったCDを覚えているだろうか?

俺は”BOOWY”。
中学校の卒業文集とかには、確か”BOOWY”って書いた気がする。
確かに、最初に買ったCDは”BOOWY"だった。

ただ、厳密に言うならば、レコードも含めて言うならば、”後ろ髪ひかれ隊”が最初になる。

中学生だった俺は、”後ろ髪ひかれ隊”はねぇ・・・・、そんなこっぱずかしい文字は書けねぇなって”BOOWY"を選択した。


友達に、”筋肉少女隊/高木ブー伝説”って奴がいた。
何人かの友達の最初に買ったCDを聞いたけれど、未だかつて覚えているのは、そいつの買ったCDだけだ。
その時は、笑いまくった。
それほど、インパクトがあった。


俺は、先日、本屋に行った時に、
ふと、筋肉少女隊の大槻ケンジが書いている”グミ・チョコレート・パイン”という本が気になって買ってきた。

そういえば、あいつの部屋にもあった気がする。
あいつも読んでいた気がする。
そういえば、あいつの買った最初のCDは、筋肉少女隊の高木ブー伝説だったけって思い出しながら読んだ。


夢中になって読んだ。ツボだった。
大槻ケンジすげぇなって思った。

グミ・チョコレート・パイン
じゃんけんをして、じゃんけんに勝った方が、その歩数を進める。
グーで勝てば、グミで2歩、チョキで勝てばチョコレートで6歩、パーで勝てばパインで3歩。

俺が子どもの時は、グリコ、チョコレート、パイナップルだった。
グリコだと3歩、チョコレートが6歩、パイナップルも6歩。
指を折りながら、チョキで勝った時もパーで勝った時も、同じ6歩だったんだなと今更、気づいた。
地域差とか、時代とかあるんだろうか。
この遊びは何て言うのだろう。


そんなわけで、グミ・チョコレート・パイン

自分には何か人と違った能力がある、だがそれが何なのかは今はわからない。
何かやりたい、何かやりたいけれど、何をやれば良いかわからないという悶々とした日々を送る17歳、童貞が主人公でね。

仲間で、熱くなれるものを見つける。
見つけるけれど、そこでも、童貞の主人公は、いろいろ葛藤するわけ。
そして、恋もする。
恋をするけれども、二転三転するわけ。

頑張れと応援したくなり、わかると共感し、うっし、俺も頑張ろうとパワーをもらえる一冊。いや三冊。俺は文庫で買ったから三冊。


俺は、本を閉じ、この本を10代や20代で読んだ友達は、その時何を感じ、
30代になった今、何を考え、生活しているのだろうかと考えた。


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大槻 ケンヂ
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