カーステレオがCDを飲み込んで、かれこれ何ヶ月が経つのだろうか?
”出る”を押すと、虚しくカラカラという音だけが響く。
機嫌が良い時は、いつしか飲み込んだCDを鳴らすが、
俺は、違う音楽も聴きたい。
よって何ヶ月もの間、車で音楽を聴いていない。
そんな状況下、俺は、CDやレコードが売っている店に行った。
この店は以前から行きたかった店で、新潟市にある。
その店の話を聞いたのは、かれこれ1年近く前になる。
GALLERYN7のオーナー、コータさんから聞いた。
その店の店長とコータさんは高校の時の同級生で、
内装はコータさんが手がけたと聞いた。
その店の名は"shabby sic ポエトリー”と言う。
コータさんに案内してもらって入った”shabby sic ポエトリー”の店内。
長屋を改装した店内には、いくつかのランプがCDやレコードを照らしていた。
予想通り、俺が知っているCDは見当たらない。
巷の大型CDショップで売っている売れ筋の音楽は一切ない。
音楽がすごい好きな人なんだろうなぁって思っていたけれど、
その空間にいると、ビシビシとそのことが伝わってくる。
並べられたCD1枚、1枚に店長のメッセージが添えられていた。
「オススメのCDを教えてください」
俺は、以前から聞いてみたかったことを聞いた。
俺が知らないだけで、刺激的な音楽はまだまだあるだろう。
そんな新たな音楽を教えてもらえそうな気がした。
1枚、また1枚と音楽を聴き、その音楽にまつわるエピソードを聞いた。
俺は、教えてもらったCDを3枚買うことにした。
CDを3枚一気に買うのは初めてのことだ。
「3枚も買って大丈夫ですか?」
店長が客の財布の心配をしてくれることに、
微笑み、またおもしろい店に出逢えたなと思いながら店を後にした。
shabby sic ポエトリー
〒951-8066
新潟県新潟市東堀前通3-387-3
TEL & FAX 025-378-5884
MAIL contact@shabbysicpoetry.jp
営業時間 11:00〜20:00
定休日 毎週火曜日、第2、第4水曜日
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