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どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

ヌンチャク

【前回までのあらすじ】

一石を投じたい
俺は巻き込んでいる


*****


友達の結婚祝いと、これからの作戦会議を兼ね、
ゆっくり話せるレストランに、友達と二人で入った。

ハンバーグとロングのアイスコーヒーの注文をすませ、
すぐにでも話したい衝動に駆られている俺は、口火を切った。

「この前、話したのは、ポストカードを作って、(故郷で)個展をやるとこまでだよな。(後で考えれば、個展じゃなく二人展になるのか)あれから、考えるとワクワクして、妄想にも似たアイディアは、さらに膨らんだ」

俺は、今、やってるポストカード営業から続く物語であり、
今、考えつく作戦を話した。

「まじ?」
「ただ、そこまでやるには、俺に覚悟がいる。ポストカードを作って、個展をやるところまでは、確実にできると思うんだけど、ただ、徹底的にやりたい気持ちが、膨らんできてさ」

それから二人の話は加速した。
友達は、こんなのはどうだ、あんなのはおもしろいんじゃねぇとアイディアを話し、俺のワクワク感は、その度に、どんどん上昇した。

「利益は、全部、花火で打ち上げちゃう。それくらいの話題性が欲しい」

いやいや、ちょっと待てよって、友達の話を聞いて笑った。
「まぁ、それくらいのユーモアは必要だな。そもそも利益が出そうもないけどな」


飯の味も大した味わくこともなく、ただ胃袋の中に入れ、夢中になって話をした。
ただ、アイスコーヒーが出てきた時は、一瞬、止まった。

俺の中のロングという言葉の概念では、あまりにもロングすぎ、
これはギャグかってくらいロングで、
どっきりをくらった時は、こんな表情になるんだろうなって顔に、俺はなっていた。
俺がどっきりをくらっているわけだから、友達の表情がどうだったかなんて、
見る余裕はない。
そんなベリーロングのアイスコーヒーも、大した味わうこともなく、夢中になって話しをした。

「そんで、時期は、どうする?」
「徹底的にやるんであれば4月を考えてる」
友達は、うなずく。

「4月までやるには、いつまで、写真と言葉ができれば良い?」
「10種類であれば、1月下旬か2月にもらえれば大丈夫だな。でも、多くの人に観てもらうには、7月が良いんじゃねぇ?ファーストインパクトは大事だ。それのほうが、店側も喜ぶし」
「確かに、そうだな」


俺達がヌンチャクを振り回していた少年時代と、
同じく、いや、あの頃の俺達より負けず、劣らず、
今の俺は、ワクワクしている。



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