北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

『トリツカレ男』いしいしんじ:新潮文庫

今日、紹介する本は、前々回、いしいしんじ著『ぶらんこ乗り』の記事を書いた時に、このブログにメッセージをもらって、おっ、もう1冊読んでみようかと買ってきた本。

一気に、物語の世界に引き込まれた。
絵本みたいだけど、絵は載っていない本っていうのかなぁ。
そんな感じ。

自分が興味をもったことに、とことんのめり込んでく主人公のお話。
まさしくトリツカレタように、ところんのめり込む。
よって、トリツカレ男。


その本で、登場するハツカネズミは、こう言う。
「なにかに本気でとりつかれるってことはさ、みんなが考えるほど、ばかげたことじゃないと思うよ」
・・・略
「そりゃあ、もちろん、だいたいが時間のむだ、物笑いのたね、役立たずのごみでおわっちまうだろうけれど、でも、きみが本気をつづけるなら、いずれなにかちょっとしたことで、むくわれることはあるんだと思う」
(トリツカレ男P29)

良いこと言うな、ハツカネズミ。
この本で一番好きな言葉。


俺も、トリツカレタように本を読んでる。
読書週間に入り2週間。
いつまで続くかな。