「子どもが今、桃鉄にはまってさ」
「そりゃあ、良いよ。俺みたいに、人間桃鉄をしたいって、言い出すかもしれんしさ」
先日、千葉県に住んでいる友達から連絡が来て、こんな会話をした。
皆さんは、「桃鉄」をご存知だろうか。
テレビゲームに、桃太郎電鉄というのがあって、
日本中を、サイコロを振り、目的地を目指すゲーム。
学生の頃は、本当にやった。
夜を徹して、やった。
「ふざけんじゃねぇ」と、喧嘩をしたことも、
今となっては、思い出話にもあんまりならない思い出。
俺は、その桃鉄の攻略本を持って、日本各地を回った。
まじな話だ。
その攻略本には、各地の名産、名所が詰まっている。
バット工場が富山県にあるのも、その桃鉄から学んだ。
そして、昨年、九州を一周して、俺の日本47都道府県制覇の旅は、完結した。
「もう、旅は、やめるのか?」と何人かの人から言われ、
「いや、そんなことはないよ」と言ってきてはいるが、めっきり旅はしていない。
孤島を目指そうかと思っているけれど、
孤島なだけあって、今までよりも、交通費がかかる問題が浮上している。
まぁ、いずれ目指そうと思っている。
個展の方は、連日連夜、作品作りに没頭している。
「この作品は、メッセージ性は、あるのだろうか?」とか、
「早く人に見せてぇな」とか、思いながらね。
今のところ、写真や写真詩は27作品。
うち、新しいものは、12種類を目指して、
間に合うかどうかの、ギリギリのラインを突っ走っている。
その中には、今回、一番大きな作品となるであろう、
日本47都道府県の旅を1つに凝縮したものも制作途中。
日本47都道府県制覇の旅の文章は、紙にもおこして、並べる。
文章ものも、何点か展示予定。
楽雲庵塾に、言葉での表現はつきものだからね。
■楽雲庵塾展
時:7.14(土)〜16(月)
場所:GALLERY N7(新潟市中央区東堀通5-443)
料金:無料