北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

最前線で磨き上げたマサカリ


そのボールは、新品のボールではないけれど、
家の中では、一番、綺麗なボールを選んで家を出た。

1989年。
俺は、未だにその日を忘れない。

俺の街に元プロ野球選手が来た。
読売巨人軍がV9を達成した時、セカンドを守っていた選手。
土井正三

どんな選手だったかは知らなかったけれど、
俺は、嬉しくてたまらなかった。

新品ではないボールにサインを書いてもらい、
握手した手は、手を洗いたくないとさえ思った。

その時、土井正三さんと約束した、
プロ野球選手になるという俺の夢は、
叶わなかったけれど、
俺にとって、野球は、特別なものに変わりはない。


そして、昨日。
各年代の野球小僧達が、再び野球小僧に戻る。

名球会、OB会が来たのだ。

名球会とは、投手では、200勝か、250セーブ。
打者では2000本安打が参加資格となる。
先日、ヤンキース松井秀喜
北海道日本ハムファイターズ田中幸雄が、
名球会の仲間入りをした。

その名球会、プラスOB会の選手達、総勢20数名。
1人だけでも、嬉しくてたまらないのに、20数名。
やばすぎる。

野球好きなら、絶対たまらない人達。
名球会からは、金田正一村田兆治山本浩二衣笠祥雄若松勉・・・。
OB会からは、松永浩美カズ山本、屋敷要・・・。

市の選抜チームと試合をしたんだけれど、
名球会、OB会のドリームチームは、本当に強い。

市の選抜チームの選手達もうまいんだよ。
動きを見ると、高校まで野球をやってきた人達だからね。

「プロは、すげぇや」って、改めて思った。
年齢を重ねてようが、最前線で磨き上げてきた武器の破壊力は半端じゃない。

村田兆治投手。
その独自の投球フォームは、「マサカリ投法」と呼ばれる。
 
未だに140Kmが出るとは、聞いていたけれど、
間近で観る「マサカリ」の威力は、本当に半端ない。
なぜ、あんな球を未だに投げられるかが、不思議でたまらない。


今度、マスターズリーグも観に行こう。
絶対、おもしろいと思う。


野球小僧に戻った1日。



夜、鼻血が出そうになった。