北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

カミングアウト

考えすぎて、ハゲるだの、悩みすぎて、ハゲるだのって、言葉を使うけれど、
俺の場合、本当にハゲた。

2週間ほど前の出来事。

鏡を見て唖然。
「いつか、こういう日が来る」って思っていたけれど、
ちょっと早すぎるんじゃないかと、現実を嘆く。

本当にいじけた。
外見にコンプレックスを持つことが、こんなに辛いことだったのか・・・。

人と話をするにも、嫌になるし、憂鬱で仕方がない。
そして、何よりも人の眼が気になる。

興味のまなざし。

「くそ、これが、興味のまなざしかよ」と、
興味のまなじしを向けられて、初めて気づく。

もしや、これが、障害者に向けられるまなざしかもしれん。
もしや、これが、外国人に向けられるまなざしかもしれん。

興味のまなざしは、腹が立った。
興味のまなざしに、落胆した。


そんな日を送り、俺は病院に行くことにした。
とりあえずといった感じ。
もしかしたらと、僅かな望みを抱いて受診。



円形脱毛症ですね」



円形脱毛症という言葉にほっとした。
また、毛が生えてくるかもしれないということが嬉しかった。

せっかくだから、興味のまなざしや、その他もろもろ、
腹が立つことも、味わっておこうかと思うことにした。