北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

あきらめない

「あ〜あ、夏も終わっちゃった」と、
夏の甲子園が終わると、
夏の終わりも感じるのは、
甲子園決勝の日は、
夏休みも終わり、
始業式を迎えていたせいだろうか。

今大会の甲子園決勝は、早稲田実業駒大苫小牧の再試合。
俺の夏も一日延期。

小学生の頃、図書館の本で知った三沢高校松山商業の再試合。
その猛烈な「0」という数字の多さ。
子どもながらに、「こんな試合は、これから先も観られないんだろうな」と思いきや、
その瞬間に立ち会っているという喜び。
直接は観られないけれど、その歴史的な日を迎えた今日。

しかも、漫画の世界だけの話かと思いきや、
手の届くところにある3連覇という偉業。


結果は3-4。
久々に現実を、すぐ受け入れることができないくらい悔しかった。
早稲田実業の斎藤投手は、
本当に良い投手でした。
「どうしても、優勝したいんだ」という気持ちが伝わってきました。


今大会は、決勝もそうだけれど、
それまでの試合も、
本当にいいものをみせてもらった。


あきらめないということ。


そうそうできるもんじゃない。
俺が野球をしていた頃、
最後の大会の1点差というものは、
それまでの大会とは何か違うものを感じた。
回を重ねるごとに、
そのたかだか1点なんだけど、
一歩、一歩、終わりに近づいているという重さがあった。


9回ツーアウトから追いついた八重山商工

6点差という野球では、致命的とも言える点差を跳ね返した駒大苫小牧

9回表に8点という信じられない逆転をされ、それでも、その裏に5点を入れ、再逆転をした智弁和歌山


「壮絶」という言葉がぴったりで、
「あきらめない」という言葉は、こういうものなのかと教えてもらった2週間でした。


高校球児達に、熱い、熱い夏をありがとうと言いたい。
ありがとう。