どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

公平について考える

「楽雲庵塾の日記を見てパクった。ごめんなさい。親が旅行に行くって聞いたので、私も現金書留で送った」という連絡を先日いただいた。

「ありがとう。パクってくれてありがとう。どんどんやってくれ。なんなら自伝も書いてくれ」と返事をした。

2月9日に日記で書いた「馬鹿ムスコからの1万円」を読んで、行動にうつしたらしい。


連絡をくれたその話を聞いていて、また家族のことを思い出した。
俺はいちよう、兄であり、何かと「お兄ちゃんだから」という理由で、親に怒られてきた。
「公平に怒れよ」みたいなことを言いいながら怒られていた。
ある時、兄弟喧嘩でもしていたのだろうか、覚えていないんだけど、
妹が親に怒られ、半端じゃなく泣いていた。
その姿を見て、「いいや。今度から俺が怒られていいや」って気分になった。


別に兄弟喧嘩があってから考えたわけじゃないんだけど、
この公平という意味については結構、長いこと考えている。

公平とはどういうことなのだろう?


言葉には、同じような意味でも、表現が違うものがある。
例えば、怒ると叱る。
やっぱり、同じような言葉でも、二つの表現方法があるのなら、
微妙にそのニュアンスも変わってくるんだろうなあと考えていた。


それで改めて考えたのが、「公平と平等の違い」。


辞書で調べてみることにした。


【公平】かたよることなく、すべてを同等に扱う・こと。主観をまじえないこと。

【平等】差別なく、みなひとしなみである・こと。


なんとなくだけど、わかったような気がした。
平等っていうのは、時間とかに使うこと。誰でも1日、24時間。

一方、公平っていうのは、がんばった人にはがんばっただけ、そこそこがんばった人にはそこそこがんばっただけというように、その状況、その状況で与えられるものは違えど、同じく、その人、その人に、与えられるもの。



時々、クダラナイコトを考える。
時々、答えもないようなことを考える。
いくつかは、時間がたってからわかってくるようなこともある。